九都県市首脳会議「原子力災害対策の体制整備について」に 係る要請を実施します
5月 16 日に開催された第 61 回九都県市首脳会議における合意に基づき、黒岩神奈 川県知事が、九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉 市、さいたま市、相模原市)を代表して、原子力災害対策の体制整備について、国に 対して要請を実施しますので、お知らせします。
※ 要請先及び時間については、神奈川県にお問い合わせください。
(神奈川県問い合わせ先)
神奈川県政策局地域政策部広域連携課
広域連携グループ 天野、田上 電話 045-210-3152
平成24年5月29日 九都県市同時発表
埼玉県、千葉県、東京都、 神 奈 川 県 、 横 浜 市 、 川 崎 市 、 千 葉 市 、 さ い た ま 市 、 相 模 原 市
1 要請日時 平成 24 年5月 30 日(水) 14:30~15:20 の間で調整中
2 要 請 先 経済産業省(調整中)
3 要請内容 別添のとおり
要望内容に関するお問い合わせ
・相模原市危機管理室 電話:042-751-9128
九都県市首脳会議に関するお問い合わせ
・相模原市広域行政課 電話:042-769-8248
原子力災害対策の体制整備について
東京電力福島第一原子力発電所における事故による影響は、現行の原 子力防災の枠組みで想定している区域をはるかに越え、首都圏にまで及 ぶ広域的な範囲で、飲用水の摂取制限や農産物の出荷制限などを始め、 様々な被害をもたらしている。
現在、国において原子力防災に係る制度全般の見直しが進められてい るが、既存の原子力発電所から離れている九都県市等に直接適用される 具体的な防護対策案は示されていない。
こうした実態を踏まえて次の措置を講じることを要請する。
1 国の防災指針による「防災対策を重点的に充実すべき地域」の範囲 を越えた地域に及ぶ災害を想定し、迅速な事故情報等の連絡体制や飲 食物等の影響調査体制の構築、及び防災資機材の整備等の対策を速や かに実施すること。
2 核燃料を扱う事業所・研究所について、より一層の安全性を確保す るための検討を進めること。
平成24年5月30日
経済産業大臣 枝野 幸男 様
九都県市首脳会議
座長 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 石 原 慎太郎 神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 さいたま市長 清 水 勇 人 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫